一宮
イベント
百寿 12月のお誕生日会
12月1日に高橋様が100歳を迎えられました。
グループホームで100歳を迎えられたのは初めてのことで、自分で歩行もされておられる元気な方です。
本人も、「元気だけが取り柄やからな。」と笑顔の素敵な高橋様です。
私が聞かせていただいた話では、小さな頃には、明延で母親と一緒に大衆浴場へ行かれ、のぼせるのが嫌で友達とはお風呂には入らずに母親と一緒にいたとのことでした。
大身谷鉱山で事務員として働いておられ、40歳のときには、車の免許を取りに行き、「おばちゃん、来ちゃったんかいな。」と少し冷やかされながら、若い子と混ざって自動車の免許を取られたお話も聞いたことがあります。
本人からお聞きした話を本人にすると、「あんた、よう知っとってやな。」と笑われます。
こんな素敵な高橋様ですが、人前に出るのは、少し苦手で百寿のお祝いは一人だけで前に出るので恥ずかしかったようです。
職員も横に付きながら、お祝いさせていただきました。
ご家族からのメッセージもこっそりお伝えし、「そうかいな。」と照れ臭そうに笑いながらも喜んでおられました。
他のご利用者も「私もひゃくまでがんばらなあかんな。」「それまで生きれるかしら・・・。」と談笑し、閉会後にも、「おめでとうございます。」と祝福されている方までいらっしゃいました。
12月には、もう一人お誕生日の方がいらっしゃいます。
「中尾様、おめでとうございます。」「ひゃー、私もくれてん？うれしいわ。」と一緒に12月の誕生月をケーキを食べながら祝福させていただきました。
